ぼちぼち父さんのブログ

ほどよくやって、ほどよい父さん

ある患者さんからの問いかけ

 

おはようございます。

来週は

長男君の公立高校推薦入試を控えている

ぼちぼち家。

今日の朝刊に

公立高校志願者数が記事になっていました。

長男君が志望する高校の

推薦入試の倍率は1.5~2.0倍。

2人に1人、

もしくは3人に2人の合格率のようです。

なんだかんだで高いハードル。

 

神様、仏様、お願いです。

是非是非

合格できますように.................

の朝です。

 

今日は

父さんの仕事場での

患者様とのやりとりから。

 

 

父さんの担当している患者様に

舌がんの男性患者様がいます。

年齢は88歳ですが

普段からパソコンを使い、

ネットサーフィンを楽しんだり

SNSを駆使しているハイカラな男性です。

 

舌がんで舌を切除。

話すことはできず、

喉には呼吸をするために

気切と言う穴が開いています。

普段はタブレットで筆談し

コミュニケーションを取ります。

 

そんな88歳のおじいちゃん患者様。

御自身の闘病記を

レポートとしてまとめておられます。

 

先日

そのレポートを読ませて頂く機会があり、

ある問いかけが。

 

 

 

お正月のことです。

元日は

大学病院のベットの上で迎えた患者様。

そんな1日の日に

能登地震が起きました。

患者様の入院していた大学病院は

距離としてはかなり離れた地域でしたが

揺れはかなり大きかったようです。

 

ほぼ

寝たきりだった患者様。

若い看護師さんが急いで駆け付け、

患者様の身体の上に

看護師自身が覆い被って

守ってくれたとのことでした。

 

患者様は

看護師の鑑だな~と

感心した反面、

心の中にある思いが。

 

自分自身は

余命幾ばくもない

88歳の老人。

そんながん患者の為に

若い看護師さんが身を守る行動って

本当に良かったことなのか.......

 

まず守られるべきは

自分のような

末期がん患者ではなく

未来ある若者ではないか?と

 

 

あなた(ぼちぼち父さん)は

どう思う?と

 

 

医療者としては当然の行為。

父さんでも

同じ行動をすると思います。

ただ患者様の立場が

自分であったらどうだろう?

患者様と

同じように思うだろうなと。

患者様の気持ちも理解できます。

 

 

医療者として、

人として。

未だに

患者様の問いかけに

お答えできていない状況のままです。