おはようございます。
今日もキレイな朝焼けを見れた父さん。
ウォーキングをしようかどうか、
迷いましたが
深く考えず、まず行動。
外に出てしまえば、迷いは消え、
いい風景に出会えました。
考える前に、まず行動。
実践できた朝です。
今日は昨日の仕事場での出来事を。
最近、父さんが担当している患者様のお話です。
その患者様は
余命10月いっぱいと言われ、父さんの病院へ
入院してきました。
原因はがんです。
20歳以上離れた旦那様を介護する生活。
自分の身体は顧みず、
気づいた時には末期状態だったようです。
入院した当初は混乱し、
父さんのことも受け入れて頂けない状態でしたが
今では、冗談を言い合える仲です。
そんな患者様。
昨日は
以前から御希望のあった、
キリスト教での洗礼を受けられました。
神父様がやってきて、厳かな儀式を
病室で行ったようです。
父さん自体は
特別な政治的思想や宗教的思想はありませんが
人として最後を迎えようとしている方の
お気持ちや御希望は
理解したいと思っております。
すべての儀式が終わり、
病室を訪れ、様子を見にいった父さん。
流石に、
今日はリハビリをすることは遠慮しようかなと
思っておりましたが、
患者様は是非、是非とのことでした。
いつも通りのリハビリを行い、
病室を後にしようとした時です。
患者様より、御希望が......
「この牛乳を飲むまでは、一緒にいてくれませんか?」と
昼食に出ていた牛乳を残して置き、
リハビリの後に
飲むことを決めていたようです。
一口飲んでは息をつき、一口飲んでは息をつき。
そんな時間が流れていました。
言葉は無い時間でしたが、
患者様の様子や、病室の中での空気感。
患者様にとっては大きな節目であり、区切りであり。
色んな思いや心境があったんだろうと。
父さんにも十分、伝わるものがありました。
人の人生には必ず限りがあります。
自分が生きる時間には限りがあります。
今日の1分、1秒を
自分らしく
生きて行きたいと思う父さんです。