夏休み
少年時代、
胸を踊らせ、自由を謳歌する日々。
普段は授業という学習機会にて、
知識を身につけることに重きを置く。
帰宅してからも
宿題という名の荷を降ろし、再び机へと向かう。
1日の時間の大半を、学ぶことに費やす日常。
そんな日常から開放される時。
それが夏休み…
夏休み。
親となって、
こんなに悩ませるものとは露知らず。
給食という食事が提供される有り難さ。
休み期間はと言うと、朝食前から昼食準備5人前。
普段の夫婦の昼食準備と比べれば、いかに大変か…。
5教科課題、読書感想文、自由研究。
気がつけば、親1人で取り組む始末。
誰のための読書、誰のための研究なのか。
いつもの通りの仕事、家庭生活活動に、
プラスαの労を背負う日々。
それが夏休み…
夏休みの課題の1つ、親子作品提出。
ダンボール工作キットを購入したのはその為だ。
自分で作り、色を塗り、
ラスベガスとまではいかないが、遊べるスロットマシン。
親子揃った、休日のひととき。
協力しながら作成し、
完成の喜びを分かち合うつものはずが…
ある時、
部屋の片隅に目をやると
すでに誰かの手で、スロットマシンは作成段階へ。
お世辞にも上手くできているとは言えず、おまけに未完成。
組み立て説明書も見当たらない........
時は過ぎ、
忘れられたまま、和室の隅に鎮座するスロットマシン。
何の為、誰の為のスロットマシンだったかも
今では遠い記憶。
スリーセブンが揃う日は
来るのだろうか......
親の心、子知らず。
子の心、親知らず。
おはようございます。
夏休みに入り、
父さん家の子供達は
ノンビリ感満載の日々を過ごしております。
父さんの嫁さん。
いつもより家事仕事量が増し、
バタバタ感満載の日々を過ごしております。
いつも、いつも
嫁さんありがとうございます
の朝です。
皆さんにとって
思い出に残る
充実した夏休みでありますように