ぼちぼち父さんのブログ

ほどよくやって、ほどよい父さん

色褪せた車と褪せない記憶

 

妻と結婚し、お腹の中に自分の子供がいると解った日。

今までに経験したことのない喜びと動揺した気持ちが混在していたことを

はっきりと覚えている。

 

自分の子供がこの世に生を受け、出会うことができる喜びの気持ち。

人としてまだまだ未熟な自分が、親としてやっていけるのか?という不安な気持ち。

 

日に日に妻のお腹が大きくなり、自分の中にあった不安は薄れ、

親になるという決心へ。

その決心は、

どんなことがあっても、

家族を全力で守っていくことの決意へとつながる。

 

 

長男が生まれてくる前、家族で乗れるようにと購入したファミリーカー。

いつの間にか家族は増え、今では妻と3人の息子達に囲まれている。

家族の成長と共に、思い出の品でもある我が家の車。

 

子供達が幼き頃、どこに座るかで兄弟ケンカしたのもこの車。

夜中に熱を出し、救急受診をした時に乗っていたのもこの車。

溢れんばかりの荷物を積み、家族で行ったキャンプもこの車。

 

家族の成長や思い出と共に、この車はある。

よくよく見れば、車体は傷だらけ。

色も多少褪せており、お世辞にも綺麗とは言えない。

ただ、その色褪せと傷は家族の歴史でもある。

 

家族を守り、楽しいことも、大変な時も、

常に行動を共にしてくれた車。

思い出が詰まった車。

 

 

そんな思い出がいっぱい詰まった車で、

父さん一人、

今日も職場へと向かっていきます.......

 

 

今の車は15年乗っていますが、

中々手放せない父さん。

いつ動かなくなってもおかしくないですが、

なんか、買い替えることができません。

 

今年も車検も受けようと思っている父さんです。

 

 

 

みなさんにとって今日一日が、

思い出や印象に残る日でありますように。