ぼちぼち父さんのブログ

ほどよくやって、ほどよい父さん

がん患者様とリハビリ

こんばんわ。

今日は仕事の話を。

父さんの仕事は病院でリハビリをしています。

所謂、総合病院と呼ばれるところが、

仕事場です。

打算的に合併を繰り返して、今の病院の姿。

上司や組織には恵まれてないですが、

自分なりにできることを自分なりに

頑張っているところです。

 

f:id:botibotitousan:20220405202210j:plain

 

担当患者様をあまり頂けてない状況でありますが、

お一人、お一人の状況にあわせて日々リハビリを実施しております。

 

父さんの担当する患者様のなかには緩和ケアという、末期がん患者様と

接する機会があります。

 

残り時間をいかに自分らしく生き、苦痛を感じずにどう最後を迎えるか。

 

残念ながら、今の病室や病棟において、

患者様の不安や葛藤を支えるものはなく、孤独感や虚無感を感じている方が多いです。

 

そんな状況でもリハビリ職員として何ができるか?

患者様のニーズや御希望を

最大限に考慮し、いかに貢献できるかです。

 

現実的に死を目の前にし、のこり時間をどう過ごしていくか、

今までの生き方や生き様、死生観をどう受け止めるか、

父さん自身、思うところ、考えさせられることも多々です。

 

 

こういう機会を得て、

最近強く感じることがあります。

 

自分の人生を考えた時、今この瞬間が一番若く、行動できる時です。

明日には一日分、歳をとります。

今日一日を精一杯に生きる。

 

今日辛いことや苦しいことがあった、

ただ今日はそんな日でも、一日精一杯、自分でやったならそれだけでいい。

明日は明日の自分で、一日を精一杯やればいいのかなと。

 

患者様を手助けしたいと思いながらも

実は父さんの方が

患者様から教えを受け、支えて頂いていると感じています。