こんばんわ。
今日は仕事の話を。
父さんの仕事は病院でリハビリをしています。
所謂、総合病院と呼ばれるところが、
仕事場です。
打算的に合併を繰り返して、今の病院の姿。
上司や組織には恵まれてないですが、
自分なりにできることを自分なりに
頑張っているところです。
担当患者様をあまり頂けてない状況でありますが、
お一人、お一人の状況にあわせて日々リハビリを実施しております。
父さんの担当する患者様のなかには緩和ケアという、末期がん患者様と
接する機会があります。
残り時間をいかに自分らしく生き、苦痛を感じずにどう最後を迎えるか。
残念ながら、今の病室や病棟において、
患者様の不安や葛藤を支えるものはなく、孤独感や虚無感を感じている方が多いです。
そんな状況でもリハビリ職員として何ができるか?
患者様のニーズや御希望を
最大限に考慮し、いかに貢献できるかです。
現実的に死を目の前にし、のこり時間をどう過ごしていくか、
今までの生き方や生き様、死生観をどう受け止めるか、
父さん自身、思うところ、考えさせられることも多々です。
こういう機会を得て、
最近強く感じることがあります。
自分の人生を考えた時、今この瞬間が一番若く、行動できる時です。
明日には一日分、歳をとります。
今日一日を精一杯に生きる。
今日辛いことや苦しいことがあった、
ただ今日はそんな日でも、一日精一杯、自分でやったならそれだけでいい。
明日は明日の自分で、一日を精一杯やればいいのかなと。
患者様を手助けしたいと思いながらも
実は父さんの方が
患者様から教えを受け、支えて頂いていると感じています。